熊手かき

読書好きの日常

自分を愛でることと宣言

 わたしは自己臭恐怖症。かなり良くなってるけど、まだまだ不安はある。ある晩のこと、たっくんが笑顔で「ママ臭い、うんこくさい」と言ってきた。大ショック!臭いとかいうな〜と思いながら涙目になる。旦那も聞いていたので、2人してたっくんに「ママは臭いと言われると悲しくなるからやめてね」とお願いした。伝わっているかはわからない。

 そんな話をカウンセリングで話した。そうしたら先生が「それは痛いけど、良いギフトになりましたね」と言われる。「そろそろ臭い自分を愛してください。でも、あなたは臭くないですけどね」とも言われる。つまり、臭いと思っているわたしも自分として愛してあげてくださいだそうです。わたしは臭いことと嫌われることが怖い。そこには「わたしは臭い」という気持ちと「わたしのことが嫌い」という気持ちがあるんだそうだ。その自分もわたしとして認めて愛してあげる。「大丈夫、それでも愛している」と言ってあげる時期に来たんだそうだ。それを聞いたとき涙した。そっか、愛して欲しかったんだね。

 そっとそっと、でも毎日そんな自分を愛してあげるようにしようと思う。というわけで、ノートを買って日記を書くことにした。締めの言葉は「大丈夫、そんなわたしも愛してる」にしようと思っている。愛してあげると人としての深みが増すらしい。楽になるらしい。それは何にも変えがたい変化じゃないですか?プラスしかない!頑張りすぎずに頑張ります。

 そんなわたしはグロくて変な本が好きだ。なんでそんなこと研究したの?的な本が好き。『体位の文化史』とか『乱交の文化史』とか『うんこ全書』とか『奇形全書』とか持っている。女性器の本も持っている。『ネクロフィリア』とか『城の中のイギリス人』も持っている。そんな本が好き。そんな本が好きなわたしが好きだ!と宣言してみる。ネットの大海の中で小さな存在だけど、大きく宣言してみる。