怪獣好きだけど、怖いよね
キッズフリマで楽しんだ
地元の駅ビルでキッズフリマがあった。売るのも子供、買うのも子供。大人が介在しないお買い物。お金はもちろん本物を使う。たっくんはお金というものをわかっていない。だから、これはいい機会だと行ってみた。
大行列!開始20分前に並んだけれど、前に人がたくさん。並んでいるのは小学生がほとんど。5歳のたっくんにはちと早かったかな?とも思った。でも、相手も子供だし、優しくしてくれるだろうと願ってみた。入場しても入れない。ひたすら並ぶ。開始から20分ほどでたっくん入場!ハラハラドキドキの初買い物!
一応、10円玉と100円玉は教えた。初めてのお店、たっくんは商品を持って柵の向こうのわたしのところに来た。いや、たっくん、持ってきちゃダメだから!「お店の人にお金払っておいで」と言ったら、無事買えたみたい。でも、それ以降は何枚か硬貨が必要だったみたいで手間取るたっくん。お店屋さんが優しくたっくんのお財布から必要な硬貨を取ってくれました。購入欲求が増したのか、慣れたのか、スタスタ歩いてお店を物色しだす。わたしも見失ったわ。でも、柵の中だし、大人も何人か見回っているし、大丈夫だろうと外で待つ。終了とともに渡したエコバックに色々入れてきたたっくんが帰ってきた。「今日はママの財布だったから、たっくんの財布買ったの」と言って嬉しそうに善逸のポーチを見せるたっくん。楽しかったのね、良かったね。
2日目。たっくんの貯金箱からお金を入れてあげた。本当の意味で買い物をするのは今日かな?早めに行くつもりが結局昨日と同じくらいの待ち時間になった。でも、昨日より前の方に並ぶ。たっくんはソワソワ。無事入場できたと思ったら、最初から高額商品に行っちゃう。たっくん、それじゃお金ほとんどなくなるよ!たっくんは硬貨の数が分からなくてお金を払えない。えい、仕方ないとわたしがたっくんが持っていた分の差額を外から払う。無事購入。でも、それじゃ終わっちゃうよ!と言うことで、たっくん呼んで500円玉をお財布に入れてあげた。2日目はわたしが用があったので、旦那に交代してわたしは去った。用事が終わって帰ってみたら大きなものが増えてる。エコバックいっぱいに買ってたから、旦那が強制退場させた模様。買いすぎだよ。
お金の価値がわかったかは分からないけど、物を買うのにお金が必要なのはわかったみたい。初めてのお買い物は楽しい思い出になりました。またあれば参加させたい。大きくなったら出品者側として参加出来たらいいな。たっくんの大冒険!またひとつ大人になったね。
本を読むことは映像を取ることに似ている
胸が痛い。抉られるように痛い。『少女葬』を読んだ。ヒリヒリする。結果がわかっているから、どう転がるのか、どう巣立つのか、そればっかり考えてた。2人の人生はちょっとした選択の違い。それが生死を分つなんて誰が思うか。胸が痛い。
心を休めたくて『古都』を読み始めた。別の意味で胸が痛くなった。初めて『古都』を読んだ時、わたしは祖母の永代供養のために京都に行く新幹線の中にいた。父親は国を超えて出張中。母親と弟とわたし。家族3人の旅行。車中で読んだ『古都』はわたしの心を掴んで離さなかった。京都では「あー、ここがあの場面の場所か」とずっと思っていた。優しくて楽しかった思い出。
その思い出が蘇ってきて、昨日までのささくれだった心に柔らかに落ちてくる。今だってささくれている心にふんわりと雪みたいに落ちてくる。泣きそう。泣きそうだよ。つらいよ、本当につらいよ。綺麗な文章が心に滲みる。涙が出そうで止まらない。
本を読むって心を使う。描写を脳内イメージして映像にするから心を揺さぶられる。ぐしゃぐしゃになる時もあれば、ほんわかする時もある。読むのはやめられない。わたしは読書しながら映画監督になるのか、そうか。なんで面白いんだろう。
『隣人の愛を知れ』が優しかった
恋愛小説は基本読まない。なんでも読む系だけど、恋愛小説だけは別。なんかそそられない。そんなわたしがたまたま手に取った本が『隣人の愛を知れ』だった。理由はない。本の裏を見て気になったから買ってみた。
読んでみたら面白かった。心が温かくなった。最初バラバラだった登場人物が少しずつ繋がっていき、閉じていく話。優しいんですよ。みんな、自分なりの正義というか、想いがあって。淡白に見える青子にだってきちんと想いがある。
愛情はわからない。愛なんて簡単に言うけど、本当のところはわからないものだ。でも、信じることはできる。信じてるんだと思う、お互いを。夫婦であろうと、不倫であろうと、親子であろうと。美智子だって、結局純哉のことを信じてた。信じたから離婚するんだ。ずっと歪であった関係。親として繋がっていた関係が、信頼に変わる。純哉を信じたから、離婚を決意した。あの2人の関係をより良くするため。ひかりだって、知歌だって、信じる気持ちを知って変わった。大切なのは信じる気持ち。愛情を信じる気持ちだ。
わたしはヨウが好きだ。1番強く信じてる人。大切なことを知っている人。だから、青子に教えることができた。ヨウだからこそ。そのヨウが最後にあの人と会ったのはでかいよねって思う。1番辛かったあの人がヨウに教わったことは大きいと思う。間接的に美智子もまたヨウに教わってる。ヨウは信じる力の強い人だ。そうなった理由もあるけど、もともとそうだったんだろうな。
恋愛小説は好きじゃない。でも、この本はまた読みたいと思う。心を優しく包み込んでくれる。そんな本だから。大切な気持ちを教えてくれる。そんな本だから。好きな本がまた増えた。
今日で終わり
今日で終わる。色々あったけど、長かった。濃密な生活でした。家族3人、初めてこんな長い間一緒にいたかも。たっくんも飽き始めてるし、いい頃合い。今日はカウンセリングで話したくて仕方ないから早起きしちゃった。ディズニーランド行く前みたいな気分。もっと早くお話ししたかったけど、仕方ない。
最初は焦ったけど、何もなく過ごせて良かった。たっくんもパパがいつもいるから嬉しかったと思う。早いご飯に早いお風呂。のんびり生活できた。わたし自身、旦那とこんな長い期間一緒にいるのは初めてで。でも、全然イヤじゃなかったな。相性の良さを再確認。神様のプレゼントだと思う。ゆっくり休んで、いや、仕事はお互いあったけど、仲を深めなさいって。私たち家族にとっては大事な時間。
何年後かに思い出すのかな?あんなこともあったねって。その時は楽しい時間だったねって言えるのかも。そういえば、去年の今頃は旦那は長期出張でいなかった。その分が、今年返ってきたと思う。窮屈ではあったけど、いい時間だった。旦那の仕事姿が見られて嬉しかったし。社内結婚から転職されて、仕事姿が見られなくて、何してるのかわからなくて。その寂しさが埋まった。
今日までありがとう。そして明日から頑張ろう。
追悼特集が読みたい
『ヤングアニマル』は三浦健太郎追悼特集。『ベルセルク』の最新刊は通常版か特装版か悩んでる。会社のベルセルク同僚に聞いたら、特装版を2冊買うらしい。ベルセルク愛強めだね!悩んでまだ予約してない。買うのは確実だけど、どちらにするか。
さて、ヤングアニマルだ。発売日に本屋に行けないので諦めていたら、ベルセルク同僚にめっちゃいいよ!と言われて困る。いや、買いに行けないし。買ってきて欲しいけど、近くに本屋がないし、定期もないしで買いに行けないと言われる。なんだよ、煽っておいて!電子書籍を買うか迷った。でも、紙で欲しい。23日まで残ってるといいなと思いつつ迷う。買いに行ってくれる人が…い、いた!
うちの両親は地方に住んでる。コロナワクチンも接種してるし、本屋も遠くない。た、頼むか?わかるのか?とりあえず、公式ホームページをスクショしてメール送信。ヤングアニマルを買ってきて欲しいと頼んでみた。もちろん、わからなかったら諦めるつもり。でも一応、店員に訊いてみてほしいと伝える。
次の日、電話したらゲットできた模様!やったー!至急表紙の確認を行ってもらった結果、間違えてないのも判明。あ、ありがとう!これでベルセルク追悼特集読める!ただし、雑誌がやってくるのが10月という。まぁ、買えただけでもよしとしよう。
それにしても、最新刊、どっちにしよう?