熊手かき

読書好きの日常

駅ビル再開とコロナ後の世界

f:id:yukgitaka:20200525205346j:plain 旦那が急にメールしてきた。駅ビルの1つが今日から再開だよという連絡メール。慌ててホームページを見たら短縮時間で再開のお知らせが!やった、やったよ!でもお仕事があるので大人しくしていました。仕事を終えてたっくん迎えに行く前に行こうと思ったら旦那、すでに地元に帰ってきてる。これはたっくん連れていくしかないなと慌ててお迎えに行く。旦那にはユニクロで待っていてもらう。

 お迎えして駅ビルに向かうと開いてるよ〜!久しぶりだよ〜、うれしい!ユニクロに着くと手指消毒液が置いてある。消毒して入ろうと思ったら「おでこ失礼します」と言われました。そうです、検温です。徹底してるな〜と思いながら測ってもらうもうまく測れず。「低いと思うので大丈夫です」と言われてなんとか入店できました。旦那は買い物が終わっていたので中は見ずに本屋へ向かう。他のお客さんの位置を確認しつつ本屋を探索。と言っても、ゆっくりは見られません、たっくんが待っているので。慌てて1冊選んでレジに行くとレジに説明要員がいる。ソーシャルディスタンスを取って並んでなんとか購入。そして帰りました。帰りにユニクロを見ると、下り側からは入らないようになっている。上り側からしか売り場に入れない。つまり、検温してるのは上りの入り口のみ。これは大変だな。土日大丈夫かな?でも、これがアフターコロナの世界の常識なのかな?とも思いました。

 水曜から出社が始まります。アフターコロナの世界はこれからわかってくるけど、なかなか大変そうだなと思った。

日焼けと本屋

f:id:yukgitaka:20200524210128j:plain 朝早く、たっくんを起こして公園に行く予定だった。なのにたっくんは行かない!と言い張る。仕方ないので午前中はまったり。お昼頃、たっくんに「公園行く?」と聞いたら「行く!」と言い出す。どうする、もう人多い時間だよ?旦那に聞いたら砂場だけならいいんじゃないということで公園に行く。途中パン屋でお昼を買って公園到着!早速砂遊びするたっくん。どれくらいぶり?3月末から来てない気がする。頑張ったな〜。照りつける太陽は痛いくらいで。夏が近づいてきたなって思う。春はあっという間に終わった。みんなでパンを食べて滑り台で遊んで公園終了。

 今日の朝、旦那の枕にたっくんのウンチが付いた。拭いても匂いが取れない。もうボロくなっていた枕を旦那は新調することにした。というわけで、ヤマダ電機に行くことになりました。ヤマダ電機には本屋がある。そう、本屋があるんです!ひ、久しぶりの本屋だ!久しぶりの本屋は見知らぬ本が山ほどあって。眺めるだけで楽しい。目当ての本は見つからなかったけど、数冊買いました。1冊は家でおいしいコーヒーを飲むための本。いや、今は必要でしょう!新書コーナーで地経学の本も買いました。今は地政学じゃなくて、地経学なのね。とにかく楽しい。たっくんがいたのでゆっくり見れないし、そもそもホームじゃないので本の行方もよくわからない。早くホーム本屋が開店してくれるといいな〜。お金、落とすよ!

 というわけで、こんな時にひっそりと外出しましたというお話。

ライブ配信、総火演!

 総火演。存在自体は知っていたけれど観覧募集時期を知らずに体験できなかった演習。「迫力がすごいですよね」というインタビューを見ては来年こそはと思いつつ存在を忘れてこの日を迎える。それが毎年の変わらない日常。が、がだ!来たよ、今日が。今年の総火演は観客なしのライブ配信!9時20分からライブ配信と知って時計を見たら25分。は、始まってる。慌てて繋いだら広報映像的なものが流れていた。よかった、まだ始まっていない。広報映像を見ながらやっぱ自衛隊かっこいいな〜としばし待つ。間も無く始まりますのテロップが出たので、これは大画面で見たいと思ってテレビに切り替える。
 前段は兵器紹介。後も画面越しだから迫力半減。でも、実弾演習は凄いよな〜とおとなしく見ていた。休憩挟んで後段。これが凄いのなんのって。敵がやってきた体で実践さながらの演習。索敵やってバンバン弾を撃っていく。かっこいい。もともと自衛隊には興味があった。始まりは「よみがえる空」というアニメ。航空自衛隊の救急救難隊を描いた深夜アニメ。それで空自にハマって、海自にハマって、陸自はそうでもなかった。でも今日で変わった。陸自もなかなかやるんだなと。
 そんなわたしはその昔「軍事研究」という雑誌を定期購読したり、「世界の艦隊」というムックを買ったりと結構本気で軍隊に憧れていた。自衛隊に入りたいと思った時には年齢制限を超えていて入れなかった。「シン・ゴジラ」は自衛隊が活躍するから好きだ。観艦式にも応募しようと思っていたくらい。ガチ勢に比べるとライトな人間ですけどね。五條瑛を読んでスパイにハマって外交系のノンフィクションを読んだりしていた。当時はまだこんな言葉はなかったけど、今で言うとネトウヨだった。新聞切り抜いたり、世界情勢を語る本を読んだりとにかく軍事に関わりたかった。国際法もかじった。なんて人間なんだろう。佐藤優が出たか出ないかの時期だったな〜。
 というわけで、書いてなかったけど軍関係の本も何気に読んでます。わたし、一体何者なんだろう?読んでる本の系統が凄いことになっている。性風俗から軍事まで何でも来いだ!

ディズニーエリアのガイガン

 うちにガイガンが来ました。2匹目です。ディズニーエリアにひっそりと置いてあったガイガンにたっくんはすぐ気づきました。さすがだね!韮沢版ガイガンは頭身が高くてカッコいいです。韮沢さんを知ったのは『バスタード』だった。バスタード好きなんですよね、コミックス買うのやめちゃったけど。完全版は数冊買ったけど、今はどこに行ったんだろう?まぁ、それは置いといて。コミックスの最後の方で韮沢デザインのなんだったかな、天使だったかな、悪魔だったかな?が載っていて、韮沢さんを知ったんです。ありがとう、萩原一至先生。

 旦那は「ゴジラ ファイナルウォーズ」があまり好きではない。わたしは北村一輝さんが出てくるので観たいんだけど観れてない状態。いや、正確には所々観てる状態。でも、ガイガンゴジラ作品の怪獣の中では1番好きなので、旦那が北村一輝さんを真似て「ガイガーン!!」と叫んでくれたりする。旦那も映画は嫌いだけどこのガイガンは好きらしく、発売と同時に教えてくれた。色々調べて「このガイガン、韮沢さんがデザインしてるんじゃん!」と言ったら「そうだよ、カッコいいよね」と返ってきた。知ってたんなら教えてよ。カッコいいただそれだけで購入してもらった。お金はもちろん払いましたよ!でも、発売延期を繰り返したためカード払いができなくなってしまったそうだ。どうも、決済までの最長期間があるらしく、それを過ぎてしまった模様。代引き購入になりました。

 「レジン?だから落としたら折れるよ」と言われて置き場所に困る。箱に入れたままにしようかと思ったら「塗装とか折れとか確認した方がいいよ」と言われて結局開封することになりました。開封したらもう飾るしかない、というか戻せない!仕方ないので、ディズニーエリアの真ん中にガイガン投入。ファンタジーの世界に急に怪獣出現。なんとも言えないエリアになる。まぁ、わたし自身がグロ好きでありながらSF、ファンタジー、ミステリー、純文学となんでも読むような人間だからこんな空間もいいかと思う。わたしを象徴するかのようなエリアになってきた。


 ちなみにたっくんはちょっと怖いんだそうです。f:id:yukgitaka:20200522205445j:plain

自分を愛でることと宣言

 わたしは自己臭恐怖症。かなり良くなってるけど、まだまだ不安はある。ある晩のこと、たっくんが笑顔で「ママ臭い、うんこくさい」と言ってきた。大ショック!臭いとかいうな〜と思いながら涙目になる。旦那も聞いていたので、2人してたっくんに「ママは臭いと言われると悲しくなるからやめてね」とお願いした。伝わっているかはわからない。

 そんな話をカウンセリングで話した。そうしたら先生が「それは痛いけど、良いギフトになりましたね」と言われる。「そろそろ臭い自分を愛してください。でも、あなたは臭くないですけどね」とも言われる。つまり、臭いと思っているわたしも自分として愛してあげてくださいだそうです。わたしは臭いことと嫌われることが怖い。そこには「わたしは臭い」という気持ちと「わたしのことが嫌い」という気持ちがあるんだそうだ。その自分もわたしとして認めて愛してあげる。「大丈夫、それでも愛している」と言ってあげる時期に来たんだそうだ。それを聞いたとき涙した。そっか、愛して欲しかったんだね。

 そっとそっと、でも毎日そんな自分を愛してあげるようにしようと思う。というわけで、ノートを買って日記を書くことにした。締めの言葉は「大丈夫、そんなわたしも愛してる」にしようと思っている。愛してあげると人としての深みが増すらしい。楽になるらしい。それは何にも変えがたい変化じゃないですか?プラスしかない!頑張りすぎずに頑張ります。

 そんなわたしはグロくて変な本が好きだ。なんでそんなこと研究したの?的な本が好き。『体位の文化史』とか『乱交の文化史』とか『うんこ全書』とか『奇形全書』とか持っている。女性器の本も持っている。『ネクロフィリア』とか『城の中のイギリス人』も持っている。そんな本が好き。そんな本が好きなわたしが好きだ!と宣言してみる。ネットの大海の中で小さな存在だけど、大きく宣言してみる。

コロナも減ってきた

 在宅勤務を初めて2ヶ月。緊急事態宣言もそろそろ解除されそうですね。でも、どうしよう、もう会社に行って仕事をする気にならない!在宅があまりにも心地よすぎて会社に行く気になれない!保育園送りに行ってちょっとゆっくりして仕事始めて、仕事終わってちょっとゆっくりしてお迎えに行ける!もちろん本は読めなくなったけど、余裕が違う!余裕が全く違う!こんな楽な就業しちゃったらもう元には戻れないって!と心底思う。あ〜、在宅が終わっちゃうよ!なんて嘆いているわたしの仕事は設計業務。どこでもできる仕事なんだなと改めて思った。成果も目に見えるしね。ただ、打ち合わせが面倒は面倒。そこは会社でこそなんだよな。邪魔な雑談も耳に入ってこないのもいいし。


 ただな〜、本は読めないんだよな。休憩時間もちょっとゆっくりな時間もネット見ちゃって本が読めない。通勤時間はいい読書時間なのは本当なんだよな。この頃は本を読みながら寝落ちしてる。そこでしか読めないから!ジレンマだわ、本当にジレンマ。この自粛中の休日は「FF7リメイク」やってました。昨日無事クリアしました〜。半分別物だったけど面白かった。早く続きがやりたい!今2週目やってます。今までよりはゆっくりペースで2週目をやろうかと思ってます。まぁ、ノーマルモードなんですけどね。ドレスコンプリートを目指そうかと思いまして。


 たっくんは元気です。毎日保育園に通ってます。あんまり好かれてなくてちと凹んでます。この話は今度カウンセリングでしようかと思ってますけど。子供は難しい。

わたしの知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるを読んで凹んだ

 「わたしの知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というブログがある。毒書というのを知らなかったわたしが強烈に惹きつけられるきっかけをくれたブログ。毎年年末に今年のスゴ本まとめ記事をやってくれていて、何年も前の記事を遡って読んだ。書評も面白いし、読んでいる本も興味深い。どうやって探し出すんだろうといつも不思議でしかたなかった。そのブロガーが本を出した。題名はブログ名と一緒。ブログの記事で書籍になるのを知ってAmazonですぐ予約した。


 来るのを待ち続けて1ヶ月ほど、ようやく届いたよ!ちょっと読まなきゃいけない本があったのですぐには読めなかったんですが、読み終わったらすぐ開いたよ、待ってたもん!読み進めるといかに自分が真剣に読んでいなかったのか思い知らされた。いや、真剣に読んでいたつもりになっていたかというか。確かに、元々ブログ主は人生を変えてくれる本を探して読む人だ。わたしみたいに興味持ったら片っ端からという人じゃない。土台がそもそも違ったというのはでかいとは思う。でも、それでもだ、こんなに濃厚な読書時間をわたしは過ごしてはいなかったと恥ずかしいけど言わざるを得ない。人生は有限だ、読める本にも限度がある。だからこそ読むならスゴ本を読まなきゃいけないんだ。いや、読書の楽しみ方は色々あっていいとは思うけど、だからって軽く読んでいいわけでもない。正直わたしは軽く読んでいたと思う。こんなに深く読んでいない。恥ずかしい、とにかく恥ずかしい。「ブログ読んでます」と言える立場にない。打ちひしがれた。読書好きと言ってもいいのだろうかとか真剣に思い悩む。


 逆を言えばわたしはスゴ本に会ったんだとも言える。わたしの人生を変える凄い本に会ったんだと。こんな経験は何度かあるけど、ここまで強烈なのは初めてだ。多分、自分の趣味!と思っていた土俵で打ちのめされたからなんだろう。いつか自分もこんなふうに本を選べる日が来るんだろうか?わたしにも誰かに「この人の読む本はスゴ本だ!」と言ってもらえる日が来るんだろうか?そんな日が来るとは到底思えない。でも、いつか、1人にでも刺さる本を紹介したいと思う。これからの読書は今までの読書とは違う。選書も違う。何から何まで違ってしまう。でも、染まりたくはない。わたしの読書を始めようと思う。平積みされてる本じゃなくて、図書館に行く。図書館で本とお見合いをする。そこでスゴ本に会ったらAmazonさんにお願いする。そうする、もう無駄に買わない。


 人生を変える読書を少しでも増やしたい。今は切にそう願う。