熊手かき

読書好きの日常

格闘保育園

 起きる時、既にぐずるたっくん。嫌な予感しかしない。「ご飯食べないの?」と聞いても無視する。「保育園は?」と聞いてみたら「行かない」が始まる。今日も長い朝になる。行かない攻撃を受けても打撃が少ないように早めに起こすようにしています。が、今日は起き上がらないのであまり意味がなかった。ご飯食べるのもだらだら、着替えるのもだらだら。そして出ました「保育園行かないの」!親の威厳を出さなきゃと強めに「行くよ!」というも撃沈。行く行かないの問答始まりました。一瞬行くと言うから保育園向けて歩き出したら「行かないの」と言い始める。それでも保育園に向かって歩くんですよね、不思議と。

 でも、園目の前にして立ち止まる。何とかなだめすかしてビルに入る2人。「待っててね」と言ってわたしだけ園に入る。「下にいるんですけど、行かないって言ってます」と先生に報告してみる。でも、先生も前に後ろに小さい子を抱っこして大変。あぁ、今日は連れて帰らなきゃダメかもと真剣に思う。たっくんの元に戻って何とか階段上がらせようとするもうまく行かない。同じクラスの子が誘ってくれるけど動かない。どうする、自分!何度もたっくんのところと園を行ったり来たりするわたし。多少強引に階段上らせたけど、階段側から離れない。先生が顔を出して誘ってくれたけど無視。もう諦めよう、今日はダメだ。

 そんな時「どうしたの、たっくん?」と先生が登園してきてくれた。た、助かった。「ちょっと抱っこするよ」と言って捕まえようとするも逃るたっくん。「最初だけだよね」と言って何とか捕まえてもらった。抱っこされてギャン泣きするたっくん。心が痛い。なんとか園に入らせた。荷物を置いてやってきた先生に抱っこされて2人がかりで靴と靴下を脱がされている。ごめんなさい。「どうしてもダメだったら電話します」と言われたけど、かかってこなかったから大丈夫だったんだろう。30分かかって登園させた。もう勘弁してくれよ〜。毎朝のこの恐怖はなかなか収まらない。朝が来るのが怖い理由の一つ。月曜はニコニコで行ってくれるといいな〜。