熊手かき

読書好きの日常

ヒヤリハット報告

 たっくん、今日は歩いて登園です。まぁ、完全に遅刻な時間なんですけどね。登園中は基本、急がせません。信号がチカチカし始めたら急かすけど、それ以外はゆっくり歩いていく。でもたっくんは走りたいお年頃。走っては止まらせての日々。通園路は車通り、自転車通りの多いところがあるからいつも注意しています。本当は手を繋いで欲しいけど、それも嫌なお年頃。無理やり手を繋いで歩かせると逆に危ない場合もあるので目は離さない。旦那にも重々注意を受けていました。

 

 一瞬でした。目を離したわけでもなく、しっかりと見てたけど手が届かなかった。急に走り始めたたっくん。横断歩道での話。普段はあまり車が通らない歩道なのに今日は左折車が。「危ない!」と言うのと「アウチ!」と叫ぶ声が同時に聞こえました。たっくんはびっくりして止まり、その間際に車が停まっていました。びっくりしたたっくんはその場で泣き始める。歩道まで引っ張り込んで怒るわたし。たっくんは泣き止まない。通りの反対側で一緒に叫んだ外国の方が私たちを見ていました。ひとしきり怒ってから「怖かったね」怖かったねと抱きしめてあげました。本当に怖かった。そのあとはたっくん、しょんぼりと歩いていました。

 

 帰り際、たっくんの目を見て急に飛び出さないと厳重に注意しました。指切りげんまんましました。覚えていたのかいないのか、帰りは手を繋ぐたっくん。でも、車がほとんど通らないところに来ると手を離して走る。たっくん、やめてよ。お家に帰ってから、たっくんを布団の上に座らせて、ドーンとぶつかる。泣き出すたっくん。たっくんに「急に走るとこうやってドーンするんだよ!痛いんだからね!車だけじゃなくて自転車も痛いんだよ!」と言い聞かす。何度だって怒るんだから。たっくんがいなくなるのなんてこんなに簡単なんだってすごく思い知らされました。出来る限り手は繋ぐ。とにかく飛び出さないことを覚えさせる。課題ですね。こんなことが2度と起きませんように。