熊手かき

読書好きの日常

シャイニング観てから読みました

 『シャイニング』を読みました。映画から入った人です。映画を観て、クチコミ読んで、読書しました。正直、前半の家族団欒は辛かった。ちょっとギスギスした家族のやりとりは疲れた。でも、後半になるといきなり面白くなってきた。キングが映画に文句言うのもわかるけど、エッセンスは取り入れているんですね。象徴的なシーンは完全オリジナルだけど。「仮面を取れ!」が忘れられなくて。永遠に続くパーティ、それこそがホテルの暗部なんですよね。ジャックは誰よりも強くあろうとしていたけど、弱みがたくさんあって。でも、かがやきがなかったからこそジャックが選ばれた気がする。ウェンディには少しのかがやきがあったから。ダニーは論外ですよね。目覚めさせる鍵だった。ダニーがホテルを永遠に黒いものとして栄えさせ続ける鍵。

 脳内で再生される映像は映画の映像と混ざり合ってハッキリとしていく。どんどんのめり込んでいくわたし。家事育児があってぶつ切りになっちゃったけど、ぶっ通しで読みたかった!どうやってホテルと決着つけるのか気になって仕方ない。クチコミ読んだから結果は知っているけど、どうやってそこまでたどり着くのか気になってたまらない。久しぶりに読まずにはいられない時間を過ごしました。そして久しぶりに物語に没頭したという気がします。キング、凄い。

 『ペット・セマタリー』も買ったんだけど、どうしようかな?もう読んじゃおうかな?キング初読みで持っていかれたから、次も持っていかれたら全作読破したくなるよね。『IT』とか4冊あるんだよ!読み切れる?とか思いつつ、違う本を手に取ってみたのでした。でも進まない。圧倒的な面白さの後だとなんとなく進まない。やっぱり、キング続けちゃおうかな?映画先に観たい気がするけど、読んじゃおうかな?

足漕ぎ自転車に慎重に乗る

 あけましておめでとうございます。今年もぼちぼちと書いていきます。よろしくお願いします。

 たっくんが三輪車が欲しいと言い始めた。三輪車って年じゃない。というわけで、自転車買いました。とりあえず、ペダルを取って足漕ぎができるやつを買う。ヘタレなたっくんは一歩一歩漕いでます。足を地につけていないと怖いらしい。旦那がなんとか両足で漕いで進む方式を教え込んだけど、しばらく乗ってないからどうなってるかな?わたしが練習に付き合っている最中、どう見たって年下の子が凄い勢いで足漕ぎしていてモヤモヤする。たっくん、ああやって乗るんだよ。ぶっちゃけ、チャリなんでかなり重いです。足漕ぎ用自転車の軽いやつとは違うので、バランス取るのは難しいのかもしれない。でも、せっかく買ったんだから頑張って欲しいです。

赤江瀑とアルスラーン戦記とで始まる読書体験

 赤江瀑の本が河出書房から出始めた。赤江瀑は定期的に発売される。このまま全作出ればいいのにと思うけどどうだろう。赤江瀑を知ったのは『活字倶楽部』だった。絶版本をわんさか紹介してくれたからブックオフやら古本屋やらに通って集めた。見つけたそばから買ったので、何冊も同じ本があった。売っている本はいつも同じ。神田とか行けば違うのかもしれないけど。

 赤江瀑佐々木丸美は見つけたら買いたい作家。ほぼ見つからないけど。でも欲しい作家。


 アルスラーン戦記に続いて創竜伝も完結した。どちらも中途半端に持っている。アルスラーン戦記は待ち侘びて版元変わって困った。買い直し。でも、アルスラーン戦記はわたしを本好きにしてくれた物語なので通読したい。買うか、最初から。アルスラーン戦記のあと、コバルト文庫のシリーズものを読んでいた。リダーロイスシリーズとかハイスクールオーラバスターとか。銀英伝も読んだ。それがかまいたちの夜を読んでミステリーに転向。我孫子武丸を中心に新本格を読み漁った。ゴーストハントはこの時に出会う。最初はホワイトハートの続編を読んだ。それからティーンズ文庫の本編を読んだ。小野不由美にハマった。そのあとは色々買った。哲学、社会学、生理学、病理系の本も買った。純文学は合間に買った。哲学書は新刊本屋、文庫はブックオフ。とにかく買いまくった。『ダヴィンチ』で新刊チェックしてその日に買いに行くタイプ。その昔はダヴィンチを通読して欲しい本をリスト化していた。どこに行ったんだろう、あのリスト。


 そんなわたしは現在『シャイニング』を読んでいる。まだ上巻。年跨ぎでシャイニングですかね。

鶏で締め

 通りがかりに中を見た。客がいない。その店は喫煙可能な店だったから、人がいたら入るのを諦めていた。そんな中、客がいない。旦那はすぐに入っていこうと言った。というわけで家族で忘年会しました!お店はおじいちゃんおばあちゃんがやっている昔からのお店で。たっくんはそこのおばあちゃんと会ったら話す関係でした。だから、タイミングが合えばお金を落としたいお店です。コロナ禍で人も減っているのかな?早かったからかな?とにかく久しぶりに入れました。

 たっくんがお手伝いしたがるのでおばさんはわざわざ遠回りして飲み物を出してくれる。ごめんなさい。鳥料理のお店で、唐揚げが有名なんですが、うちは鳥刺しが好きなのです。鳥刺し食べて、串焼き食べて。とにかく鳥料理堪能しました。わたしは日本酒2合のんで大満足。たっくんはつくねを上手に食べていました。途中、おばさんからクレヨンをもらうというサプライズ。ありがとうございます。あと、サービスで鶏ハムを出してもらえた。たっくんさまさま。

 というわけで、こんな状況で諦めていた飲み会が開催できて嬉しかった。しかも、行くのを諦めていたあの店でだから尚更。コロナは怖いけど、3人で店貸切状態だから大丈夫だよね?

ピンクなあいつ

 うちに新しい家族ができました。その名もミャラウィ。そうです、知っている人は知っているタリーズの猫キャラです。今日福袋買いに行った時、たっくんが気に入った子です。いや、実は自分用に前に買ってあるんですけどね。たっくんには見せてなかった。危なかった、見せてたら取られてしまうところだった。リンリンといううさぎのぬいぐるみがお気に入りで、たっくんは2人を仲良く並ばせています。リンリンはたっくんが気に入っているうさぎのぬいぐるみ。どちらもピンク。子どもはピンク好きだよね。

 今日はクリスマス。帰りの電車にイチャイチャとくっついて話しているカップルがいてモヤモヤしたな。わたしは旦那と付き合ってからクリスマスを迎えたことがないんです。初めてのクリスマスは夫婦でしたから。だから、ああいうわかりやすいのなんだか恥ずかしくてみてられない。どこに行くんだろう?

 そんなこんなで雑談でした。

あの頃の邦画

 邦画を観ている。「クリーピー」、「ハウス」、「獄門島」、「病院坂の首縊りの家」。後もう1本観たはずだけど忘れちゃった、ながら見だからね。邦画はあまり得意ではない。でも、昔の邦画は嫌いじゃない。血がドバーッと出たり生首出たり面白い。金田一耕助観た後は古い映画が山盛り出てきて楽しい。あ、アマプラです。あの人やこの人の若い時が出てきて興味深い。夏目雅子観たいんだけどな〜。「鬼龍院花子の生涯」とかないかな?アマプラはオススメをしてくれるけど、ホラーだとホラーに寄りすぎるからちと困る。ホラー嫌いです、読むのは嫌いじゃないけど。「この子の七つのお祝いに」を少しだけ観たら、根津甚八出てきて懐かしいなって。この作品は子どもの頃見て赤子のあの死に方に恐怖を覚えた作品。いや、本当に懐かしい。そんな死に方あるんだって、時代だよね。

 次に見たい作品ってなんだろう?最近の邦画はあんまり興味ないからな。金田一耕助探してオススメから観ていくのが手っ取り早いかな?わたし、取材クルーが家にとり殺される邦画ホラーが観たいんですけど、題名忘れちゃって。それないかな?「絶唱」も観たいんですよね。百恵ちゃん、三浦友和コンビの映画も観たい!あれ、意外と邦画すきなんじゃない?

子どもの夢は無垢だな〜、なら頑張れ!な話

 急な話だ。たっくんに「この前のデート楽しかったね」と言われる。そっか、君も楽しかったのか、良かったよ。やっぱり嬉しいよね。そしてこうも言われた。「大人になったらビールとコーヒーが飲みたい」と。そうだね、一緒に飲もうね。ママも楽しみだよ。最後にこう言われた。「ぼく、りんちゃんと結婚するの」。りんちゃんはたっくんのひとつ上の女の子。仲良くいつも遊んでいる子。「りんちゃんに言ったの?」と試しに聞いたら「言ってない」と返される。結婚は双方の合意がないとできないよ。甲斐性のある男になってくれ。

 たっくんは大人になるとやりたいことがたくさん。結婚以外は叶えてあげるよ。結婚だけは自分で頑張れ!結婚してもらえるような誠実で良識のある男になるようにママは頑張るよ。でも、君がまず頑張れ!