熊手かき

読書好きの日常

うまくいかない

 人生にはいいことと悪いことがあってプラスマイナスで結果人生よかったなって思えればしあわせ。そんなことはわかってて、というかそんなこと気にせずに生きてきた。とりあえず生涯独身だと思っていたから、高齢者向け住宅入居のためのお金貯めてた。田舎に帰った時の家も探してみたし、田舎に帰らなかった場合の年間計画も立ててた。それを寂しいこととは思わなかったし、かわいそうとも思わなかった。それがあるべき姿だと思ったし。

 

 でも、実際は結婚して出産して。毎日大変だけど恵まれてるのかな?と思うこともある。正社員だし。とはいってもその分毎日に押しつぶされて凹むことは多い。本来なら付き合わなかったであろう人たちと頑張って付き合おうと思ったり、毎日遅刻しかけてごめんなさいと出社したり。何より1年間のブランクで失ったものは大きかった。自分が拠り所にしていたあれやこれがなくなっていたから。それ以上に得たものはでかいと思おうとするけどたまにひょいと「もし」が顔を出してため息が出てしまう。それもまた現実。頑張り方がわからない。ワーママとしての頑張り方。「会社で愚痴をいうことが大事」ってほかのワーママは言うけど、そうなのかな〜。傷の舐め合いにしか思えない。わたしはそんなことがしたいんじゃない。じゃ、何がしたいんだと言われると困るけど。あえて言うなら前みたいに仕事して、子育てもして、家事もしてな人間になる方法を知りたい。家のことのために仕事をセーブするんじゃなくて、どっちも全力でやって楽しいって思える人間になりたい。難しいのはわかってるけど、それが本音。

 

 たっくんが生まれて自分の人生に彩りが生まれたのは確かだ。でもあくまで彩りであってほしい。自分の人生にたっくんの人生を重ねたくはない。1人でなにもできなくても、彼は彼だから。だから早く大人になりたいと思う子になってほしい。大人って楽しそうだなって思ってほしい。それと同時に子ども時代を楽しんでほしい。大人である時間は長いから、短い子ども時間を目一杯楽しんでほしい。なんだかまとまりがない文章になったな。たまには独り言もいいかな。