熊手かき

読書好きの日常

ベビーカーで通院してわかったこと

 今日は急遽小児科診察が入りました。昨日、助産師さんからお電話いただいたとき、たっくんがあまりにもタラタラとミルクを口の端から出すのが心配なのと、母乳の量が知りたいとお願いする。今日はいつも診ていただいている先生ではなかったのですが、「この時期の赤ちゃんは吐きやすいので気にしないでいいですよ」と優しく教えてもらえました。一応お腹の触診もしてもらえたし安心。そのあと、母乳をあげながら助産師さんとお話し。「今日、先生は朝から不安なママさんと沢山お話してるんです。みんな何でもないように見えるかもしれないけれど、不安なんです、一緒ですよ」と。いつもお話を聞いてくださる病院関係者の皆さんに感謝です。

 本日初めて病院までベビーカーを使いました。購入した日にもベビーカーを使ったけれど、大きな駅、大きな街だから不便をあまり感じなかった。今日は乗り継ぎの改札にエレベーターがなかったので遠回りしたり、エレベーターの場所がわからなかったりといつもより着くまで時間がかかってしまう。昔よりエレベーターが増えたと言ってもまだまだ不便なところはあるんですね。

 あともう一つ。ベビーカーを使うと嫌なことや怖いことにあうことがあるというけれど、その倍くらい人の優しさに触れられるんじゃないかと思いました。エレベーター内での譲り合い、出るまでずっと「開」ボタンを押してくれる人、何階ですか?と声をかけてくれる人。今日だけでたくさんの優しさに触れました。出産して本当に人の優しさや気遣いに触れることが増えた。1人で生きていると思っていたけれど、たくさんの人に支えられていたんだなって心の底から思います。これからはわたしも人を支えられたら素敵だな。