熊手かき

読書好きの日常

視覚に訴えるもの 「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」

 

 暇だったので撮りためておいた「ドラゴンタトゥーの女」を観た。ハリウッド版じゃなくスウェーデン版。リスベットがかっこいい。ひどい目にあわされてもやり返す強さが目力に現れていて素敵。

 なのに途中からミカエルといい感じになると目の力が弱くなったというか、優しげな目線が出てくるようになって。強さの中にもちゃんと女性っぽさがあってエキセントリックな魅力が出てきた。無理して強がってるのかなって一瞬思ったりもしてリスベットが愛おしくなった。

 結末は暖かいけど、内容は残酷。ミステリーなのでネタバレ要素排除します。ぼんやりな感想になりますがご容赦を。ミカエルは同情してたけど、そんな必要あるか?研究って言ってたよ。自ら進んでやってたんだから同情の余地ないでしょう。わざわざそんなことしなくても持ってるもの持ってるんだからどうにでもなったでしょうに。つか、根本の根本、その人にまでそんなことする必要あんの?ってのもあるし。そこのところの何故?感がすっきりしない。ただ頭がおかしかっただけ?もちろんそういう人がいるのはネットで見たことあるけど、しっくりこない。

 あ〜、ネタバレしないで書こうとするとさっぱりわからない文章になる。簡単に言うと、最も重要な動機がしっかり伝わらなかったんです、私には。だからなんでかなっておもったということです。原作には書かれているのかな?読んでみようかな。

スウェーデン版3部作とりあえず日をおかずに鑑賞してみます。