熊手かき

読書好きの日常

どっちの人生歩んでも悔いは残るならまっすぐ前だけ向けばいい

 微熱が続いています。生理前だからかな?なんて思い込みたい気分です。

 結婚して9年経った。10周年目突入しています。子供が産まれて4年。わたしは不妊症だった。全然気づかなかったんだけどそうだった。甲状腺機能低下症で妊娠しづらかった。だから何度も流産して落ち込んで。産まれてからそう言う状態だって知った。甲状腺の先生に何度も「出産したんですよね?」と確かめられるくらい絶望的だったみたい。実はそれ以前にも甲状腺の診察してもらっていて、平気だって放流されていた。今思えばその先生許せないけど、たっくんが産まれてくれたから我慢している。

 さて、そんな我が家ですが、喧嘩はよくします。最初のうちはわたしがキレていたけど、今は旦那がキレがち。わたしはひたすら時が経つのを待つだけの時間が続くのです。でも、仲は良いと思います。喧嘩するほど仲がいいってやつ。言いたいことを言えているからまだ大丈夫かと。絶対的な味方がいるのは精神的に安定する。そう思う。

 でも思うんですよ。わたしが結婚していなかったらって。会社辞めようかと思っていた時期に社内恋愛→結婚したから辞めなかったけど、結婚していなかったらどうなっていたかわからない。半年毎にこの日までに挫けたら辞めようってずっと思っていた。そうしたら田舎に帰っていたと思う。そこで再就職して仕事に生きている自分。それはそれで幸せだったんじゃないかと。気ままに流れて生きていく人生もあったんじゃないかと。

 逃げ場があるのが今の人生。逃げることもできたのが逃した人生。どっちが幸せなんて決められない。老人向けマンションでひっそりと死んでいくと思っていたあの頃の自分を否定することはできない。それもまたわたしの人生だから。たまたま結婚して、奇跡的に母親になって、今を生きているけど、生きなかった人生に悔いはないかと言ったらあるんだよ。結婚してもそうなんだよ。婚活で頑張っている人もいるだろうけど、人生なんてそんなもの。何があるかわからないから悔いなく生きたい。でも悔いちゃうんだよ。だからまっすぐ前を向いて生きる。何を選んでもきっと後悔するから。それが人生だから。