熊手かき

読書好きの日常

実家に行く

 ゴジラの色を塗りたいという旦那の要望にお応えして実家に避難してきました。いつも来てもらう側なので久しぶり。道中「じじ待ってる、ババ待ってる、うん」と数度繰り返すたっくん。最後のうんはなんだろう。この頃語尾にうんがつくんですよね、不思議。その前にみんなで沖縄料理屋へモーニング。いつもたっくんを可愛がってくれてた店員さんは厨房の人になった模様。わたしは炊き込みご飯のおにぎりをたっくんとシェアしました。美味しい。炊き込みご飯好きだな。旦那は味噌乗せおにぎり。甘めの味噌でこれも美味しい。旦那はこれで炙ってあったら最高なのにと言っていました。

 

 せっかく地元に帰ったからと寄り道するたびにたっくんにぐずられる。早くジジババに会いたいのね。地元駅から母親に電話をしたら「明日の朝ごはんの用意はしてあるんだよね」とトンチンカンなことを言われる。えっと、泊まるって言ったかな?その旨伝えたら勘違いしていたことが判明。いつも塗装は夜にやっていたので1泊が当たり前ではあったけど、今回は朝からだしな。父親もこの勘違いに驚いていたようで。なので夕飯に出そうと思っていた食材をお昼に出してもらう。ごめんよ、迷惑かけて。

 

 たっくんは実家のおもちゃで遊ぶけどすぐ飽きる。ハンドスピナーが一番長続きしたかも。わたしが持っていて、たっくんが回す。「くるくるしてる!」と大喜び。でも、これで買ったらきっと遊ばないんだろうな。お昼寝を1時間くらいするのですが、やっぱりクッションの上という。座布団とかクッションとか好きね。旦那からいつ帰ってきてもいいよ電話をもらうもしばらく実家でまったり。雨降らないな〜。夕方になったので帰ることにしました。が、ベビーカーに乗らないたっくん。父親が駅まで送ってくれたのですが、それでも乗らない。仕方ないとうちの最寄り駅まで来てくれました。じじはたっくんが好き。

 

 家に帰って大きなゴジラを見てたっくんが呟いたのは「ゴジラ」の一言。ゴジラって覚えたのね。昨日の夜、たっくんの手を握って寝ていて思ったんです。すごく幸せだなって。たまたま結婚できて、運良くたっくんが生まれて。甲状腺内科の先生に言わせたら妊娠したのが奇跡なくらい甲状腺の機能落ちてたんですよ。もちろん、1人は天国に旅立ったから悲しいけど、たっくんはここでスヤスヤ寝てる。旦那はぷかぷかタバコ吸いながらゴジラ眺めたりしてて。こういう時間が当たり前だって思ったらいけないなって感じました。だからか今日たっくんにお風呂で色々話してたらお返事が「わからない」だったんです。わからないよね、でもママ話したいんだよ。いつかわかる時がきたらまた話すからね。帰りにいつも成人式をやる体育館を横目で見て、たっくんもここで成人の日を迎えるのかなとか思ったら感慨深い。まだ18年、すぐ18年!大事にしようと思います。