熊手かき

読書好きの日常

書を読むということ「魔界水滸伝2」

 全20巻からなる栗本薫さんのシリーズ、

2冊目読了しました。

ようやく敵がクトゥルーだとわかったところです。

以前読んでいましたが、

うろ覚えだったので楽しく読めました。

いつも途中で断念するこのシリーズ、

今回は大人買いしたので最後まで読めるかな?

 

 先住者に殺されかけた伊吹涼。

涼と共にツァトゥグゥアと対峙した安西雄介。

2人は自分たちに現れた怪物の正体を知るため、

オカルト研究家のもとを訪れた。

クトゥルーの神々は実在するのか?

研究家の見解を聞き、京都に出かけようとする2人。

が、そこは涼の弟、風太が現れる。

団地のみんながおかしいという風太

彼の言葉を確かめるため、安西、伊吹兄弟は

団地に向かう。

そこで待ち受けていたのは人に化けたインスマウス人で…。

必死の戦いの末、団地から逃げ出した安西兄弟。

が、逃げ出した矢先新たな怪奇におそわれる。

もうダメかと思った瞬間、

彼らをある一団が救う。

そして連れていかれたのは

日本を裏で操ると言われる道家の屋敷だった。

古き者たちとの戦いに手を貸して欲しい。

安西兄弟の出した答えは。

ここまでが2巻です。

あきこ夫人の漢字がiPhoneでは出ません。

 

 まだまだ序章です。

クトゥルーという言葉が初めて出てきました。

1巻でわかる人にはわかる単語は出てましたが、

きちんと言及されたのはこれが初めて。

なので、今は安西雄介と同じように流されるだけです。

風太はどこへ行ったのか、

涼はどうなるのか、全くわかりません。

この巻では先住者は目覚めてないと思われる

伊吹風太しか出てこないし。

あれだけ戦う感満載だったのに、

実際は全く何もしてない。

どうするの、先住者たち!

 

 クトゥルー神話は知っていますが、

わたしは読んだことがありません。

クトゥルー初体験は菊地秀行さんの「退魔針」でした。

日本人が書いたクトゥルーしか触れてないです。

持ってるんですが、積読

このシリーズを読み終えたら読んでみたいです。

 

 まだ何も始まってないから実は書くことがないです。

こんだけの大作だと終わってから書いたほうがいいのかも。

雄介に感情移入しようにも突出しすぎてて出来ず、

移入できそうな涼は全く出番なしだし。

だから尚更流されてる感満載なのかも。

お願いだから涼、もう少し頑張って。

3巻に入る前に寄り道します。

でも、今回は絶対読み切ると決めてるから、

頑張ります!