熊手かき

読書好きの日常

ペリカンで写仏

 なぞり書き写仏本についていた筆ペン。書けば書くほど細かい部分が潰れていく。先割れはしてないけれど、繊細な作画ができないのにはモヤモヤ。散々迷って、以前全色集めたペリカンペリカノJr.が新色を出していたので購入しました。ペリカンの子供向け万年筆。その昔のフジテレビのドラマで稲盛いずみさんが使っていた万年筆。新色のピンクを購入。昔持っていたやつはどこに行ったのかな?もう販売していない黄色と緑は貴重なんですよね。

 で、万年筆でなぞり書きしてみる。繊細な部分も書けるけれど、今度は下書き線に対して若干細め。なぞりきれない部分が出てきてしまう。帯に短し襷に長しとはこのことか。筆ペンの方がダイナミックで書いている感が満載だけれど、万年筆はなぞっている感満載。でも、お顔や眼はずいぶん綺麗に書ける。描きやすさで言うと万年筆かな。思い通りに動いてくれるから楽ちん!

 というわけで、せっせとなぞっているわたしをじっと見つめて旦那がひとこと「楽しいの?」。何気に楽しいよとは答えたけれど、旦那にはその気持ちがわからないみたい。美しく描こうとするとかなり難しい。写仏は奥が深い。