熊手かき

読書好きの日常

もう一つの趣味?の話

 趣味というのもおこがましいけれど、わたし、香水というか、香りが大好きなんです。1番はゲランのミツコ。2番はシャネルのココ。他にはダビドフのクールウォーター、バーバリーのウィークエンド フォーメン、ニナリッチのレールデュダン、ブルガリのブラック、エスティーローダーのビヨンド パラダイス、パルファンドルセーのラントリガント、アコレルのホワイトオーキッド、ボディショップのレッドムスク、イッセイミヤケのロードゥ イッセイ、資生堂の琴と禅(黒ボトル)。店頭の場合でしかもパルファン、オードパルファムと種類があるものは全てを試し購入と結構こだわって買っていました。新婚旅行でゲランとディオールのミニボトルセットを免税店で購入したりもしたな。

 これらを買ったのはほとんど独身のとき。結婚してから買ったのは3本とミニボトルセット。しかもあの当時は香水の本もなるべく買っていた。香水の批評本を買って新しい香りを探しに行ったりして、まぁ、趣味と言っても間違いではなかったのかもしれない。ゲランのシャリマーやジャッキーが欲しかったな〜。本気でグラースに行こうかと悩んだりもしたし。

 デパートへ行くと香水売り場の前を通るようにしている。知らない香水がたくさんならんでいる。ということは、本当は知りたい香水がいっぱいということ。寂しい日々だった。ロクシタンで手頃な香水を物色しては気を紛らわせる日々。

 でも本日やらかしました。デパートの香水売り場、フッと目をやった先に気になるボトルが!ヴァン クリーフ&アーペルのフェアリーというオードパルファムらしい。可愛い、欲しい、でもお金はない!ムエットに色違いのフェアリーを試させてもらい旦那の元へ。「どっちがいい?」と聞いて「こっち」と選んだのが青いフェアリー。ムエットをフガフガしているわたしに旦那が「おいくらなの?」の言葉。いいんですか〜、多分高いですよ〜!聞いたら1万越え。午前中、同じくらいの値段のパジャマを買い渋られたので諦めようと思った瞬間、「パジャマ諦める?」の一声。諦めますとも、つか、いりません!

 というわけで、フェアリーがうちに来ました。久しぶりに本格的な香水だよ〜。本当に幸せ。昔読んだ本にお仕事しているお母さんがいつも使っている香水をランプシェードに吹き付けて出かけ、子どもがランプをつけた時にランプの熱で温められて部屋にほのかにお母さんの香りが香って寂しさを忘れるってエピソードがあったんです。それに憧れていたわたしはたっくんにやってあげたくてたまらない。楽しみだな〜。久しぶりに香水話を店員さんとして本当に楽しかった。わたしの香水事始めは禅だった。復活しないかな〜。