熊手かき

読書好きの日常

シュタイナー教育ってどうなんだろう

 小さい頃から芸術に触れて成長してほしいと思うし、たくさん自然に触れてほしいとも思う。自分の身体で表現する、自分の感覚で言葉を発するそんな子になるといいなって思っています。海外の教育では幼児教育で「波を体で表現してみよう」という授業があるとネットで見て良いな〜と思った。たくさんの波が生まれるんですよって。それで個性を見極めるんだって。

 だからガチガチの日本の教育より個人を尊重し、個性を育てる学校のほうが素敵だなって思い、シュタイナー教育のことをネットで調べる。結果、賛否両論。カルトとまでいうHPまであるし。確かに日本の教育からは外れすぎてますよね。わたしには続けられそうにないのでシュタイナー教育をするならエッセンスだけ取り入れるくらいで良さそう。

 風の気持ちよさや道端の小さな花、空の青さにちゃんと感動できる子になってもらえればそれでいい。人それぞれたくさんの感じ方があるんだと理解してもらえればいい。旦那はフェルメールが好きで、私は国芳が好きで。芸術のとっかかりは2人が好きなこの2人から始めてもいいのかな。そうやって、自分たちなりに感性を育ててあげようと思った。漫画より本を勧めたい。何故って本の方が自分の中に映像が好きに浮かぶから。マンガって絵があるから想像力が制限されちゃう。そういう意味ではディズニー作品だってキャラがあるから制限されちゃうけれど。例えば女の子がいますとあるとする。絵があるとそれに縛られる。でも、本だとどんな女の子だって生まれてくる。金髪、黒髪、ロング、ショート、痩せてたり太っていたり…。正解なんてない。自分の中でたくさんの映像を作れる子になってほしい。そして、自分と同じように自分の隣にいる人にも自由な映像が生まれていて、それもまた素敵なんだって理解できる子になってほしい。

 ちなみに、たっくんの名前はそういう願いを込めてつけました。漢字も最初は旦那は「うーん」と言っていたけれど、最終的には折れてくれた。名は体を表すとなってくれるといいな。