熊手かき

読書好きの日常

書を読むということ 「やりたいことを全部やる人生」

 読了しました。「doing」と「being」の長谷川朋美さんの本です。今回はあまりこの2単語は出てきません。より実践的な本だったと思います。

 マインド、ライフスタイル、ビジネス、ブランドの4章立てて仕事の極意が書かれています。仕事中心というよりも、自分の中に深く入り込むやり方中心と言った方がいいと思います。著者にとってはそれが仕事の極意なのでしょう。我が儘でいる極意とも言えますかね。そういった理由で仕事に就く女性だけでなく、主婦の方にも有効なのではないかと思いました。もちろん、4章の中ではビジネスの章が一番長いです。

 著者はとにかくノートに気持ちやありたい姿、したい事を書いていこうと言います。その積み重ねが自分を知ることにつながる。そして、魅力的な自分になるというわけです。確かにノートに書くと自分が思いもしなかった事を書いていたりして、あとで読むとすごく驚くことがあります。自分の感情が動いた事を心や頭に刻んでおこうと思ってもうまくいかない。忘れてしまったり、逆に実際より大きく感じたり。ノートに箇条書きでも書いていけばその一瞬を切り取れる。その時は何でもないことがあとの自分を助けてくれる。この頃ノートを開くことがなくなったので、またゆっくりでも開いて行こうかと思いました。

 アラフォーデビューという新しい目標ができた私。お母さんという新しい役目ができる私。夫婦の新しいあり方を見つけなければならない私。ノートに書くことは自分が思うよりもたくさんありそうです。あとで読んで「自分可愛かったな〜」とか「ばかだったな〜」とか思える事をたくさん書いて素敵な女性になりたいです。

 ちなみに、最終章はSNSを使ったセルフブランディングのやり方なので、アクセスアップやイイね!が欲しい方は最終章を立ち読みするのも良いかもしれません。

 

やりたいことを全部やる人生~仕事ができる美人の43の秘密~

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