熊手かき

読書好きの日常

視覚に訴えるもの 「アンダーワールド」

 ケイト・ベッキンセールは美人さんですね。「ヴァン・ヘルシング」の時からそう思ってたけど、しみじみ感じる。ちょっと 気の強そうな目が特に好きです。というわけで、このシリーズ一挙に観ようかと思いまして、取り敢えず1作目から。

 長年続いていた狼男一族・ライカンとヴァンパイア一族の戦争もヴァンパイアの勝利終結の方向を迎え、残党狩りにあけくれるセリーン。ある日彼女はライカン達が人間の男性・マイケルをつけ狙っていることに気づく。彼は、はるか昔人間で初めて不老不死になり、ヴァンパイアとライカンの始まりとなった男の末裔だったのだ。ライカンのリーダー・ルシアンは愛する人を殺したヴァンパイアの長老・ヴィクターを殺すため、自らをライカンとヴァンパイアの混血種にしようとマイケルの血液を欲していたのだった。セリーンはその事実を知り、長き眠りに入っているヴィクターを目覚めさせるが…。

 ルシアンの切実な思いには心動かされます。愛した人を眼の前で処刑されたら復讐をしたくもなるでしょう。ヴィクターは種の保全と言ったけれど、本当のところはどうなんだろう。別にヴァンパイアとライカンが交配したとしてなんの問題があるのか。確かに、あの当時ライカンは奴隷だった。私から見れば奴隷と恋に落ちた娘が許せなかったとしか思えない。それとも交配種が強い力を持つと感じていたということだろうか?真実は不明です。

 アクション物としては飽きずに観られます。若干の謎解き要素もあるので単調ではない。ただ、ライカンは狼になるけどヴァンパイアは蝙蝠にはならない。ヴァンパイアらしさはあまりないかな。もちろん肉体の持つ力は全く違うから人間とは違う芸当はできるけど、見た目変わらないから人間が戦ってるみたいです。牙が覗くとやっとそれらしいくらい。まぁ、おかげでケイト・ベッキンセールは美しいままでしたけどね。

 この続きはどうなるんだろう。早速観てみようっと