熊手かき

読書好きの日常

不倫って何なんだろうか、ちょっと考えてみた

人生いろいろ。私にも不倫されたとある人からやり返し不倫したいと言われたことはある。そんなものなのって若い私は思ったもんだ。戸籍が汚れるから離婚はしないけど、やり返したい。その人は奥さんを完全に束縛して、外出さえも1人でさせていなかった。不倫は想像以上に人を傷つける。

 今不倫話があちこちで出ている。そして今の私はあの時と違い結婚しているわけだ。私がそうだったから思うこと。結婚は出会った順にされてしまう。旦那だって婚約まで行った彼女と結婚してたら、誰よりもぴったりくると言ってくれた私には見向きもしなかったはずだ。知ろうともしなかった。でも、もし知ってしまったら。それでも旦那は僕は離婚も不倫もできないと言っていた。それは性格の問題だから。
 とは言っても旦那は知っている。自分には今の奥さん以上に寄り添いあえる人間がいるということ。その時なにが起きるんだろう。私は離婚すると言った。心が離れたら結婚は続かない。家族愛なんて必要ない。そんなの情けと紙一重だから。私は旦那の中に誰かがいるのがわかったら一緒にはいられない。性格だから。
 じゃ、もし、旦那が言い寄られたらどうしよう。「笑ってないない」と言っていたけど、結婚できた人は恋愛ができる人だ。完全にないとは言えない。据え膳食わぬは男の恥とか言うけど、その据え膳より良いもの食べてたら可能性は減るでしょうね。つまり、奥さんが常に女として旦那に愛されていること。旦那が奥さんに愛されているときちんと実感していること。この2つで可能性の芽は摘めるけど、完全じゃない。だって世には不倫が溢れているから。性格と言ったらそれまでだけど、ある程度流されやすさはあるんだろうね。でも踏ん張れよと思いますけど。
 がちゃがちゃ書いてきたけど、結婚は恋愛の延長じゃない。でも、延長でい続ける努力は必要だと思う。不倫という恋愛を求める人間がいるのなら、結婚にも恋愛の要素を取り込んでおく必要があるんじゃないかと思うから。そりゃ四六時中側にいれば恋愛の醍醐味なんて薄くなるだろうさ。ありがたみもなにもない。でも、「ドキッ」とする一瞬は確実に作れる。それを積み上げていけば良いんじゃないかと。安易なのかな。でもそれくらいの努力はしても良い気がする。少なくとも私はそう思う。女性と軽はずみに話せない旦那を選んで良かったとは思うけれど、安心はしない。夫婦は紙切れ1枚の関係だから。それが不倫した、された夫婦を間近で見た私の答えだ。