熊手かき

読書好きの日常

なんだよ、復刊してたのかよ!

 なんで興味を持ったのかもう覚えていないけど、多分最初は梅毒に興味を持ってだと思うけど、その昔開かれていた衛生博覧会にとても興味が有った。そこで使ってた蝋人形や資料は秘宝館に行ったものが多いというから、まぁ、そういう場所です。でも、当時は大衆の衛生観念向上の為に開かれてたんだから緩かったんでしょうね、いろいろと。

 いまは資料がほとんどない衛生博覧会について書かれた本がある。荒俣宏さんの「衛生博覧会を求めて」。まだ社会人になったばかりの時に存在を知ってダメ元で大きな本屋に通い詰めたけど手に入らず。古本屋にも置いてないからなくなく諦めた。

 ニュースで知ったんだけど、この頃梅毒が流行ってるらしい。梅毒の写真ってえげつないよな〜と思いつつ久しぶりに検索。やっぱり気持ちいいものじゃない。そういえばと思って衛生博覧会も検索してみた。相変わらずネットにも資料は少ない。が、がだ、amazonで思わぬものを発見。「衛生博覧会を求めて」が文庫になってる!な、なんだよ、知らないよ!しかも2011年ってそんな前じゃないじゃんか。なのにショック、もう中古屋でしか買えない。あんなに探した本なのになんでこんなに縁がないんだろう。図書館で借りられるかな?2011年は旦那と付き合いだしたから本屋にマメに行かなくなった年。神様は私には衛生博覧会のことより旦那を与えることを選んだってことですか、そうですか。幸せですがどうせならどっちもちょうだいよ…。切なすぎる