熊手かき

読書好きの日常

保険屋さんのイメージが変わる

 この前、某大手保険屋さんの若い人が研修でアンケートを取りに来た。

たっくんの学資保険は入っているし、わたしはリウマチがあって保険が動かせない。

なのでこの手のアンケートは正直面倒なのが本音。

でもこの人もアンケート取れなかったら困るだろうなとアンケートに答える。

そのあと、「何かご質問などがありましたらなんでもどうぞ」と言うので、

「持病があって保険屋さんに声かけられるたびにその旨伝えるんですが、

実際のところ持病があるとどれくらいハンデになるの?」

と訊いてみた。

若い人、仮にGさんとしますが、彼はお客を取ってくるお仕事の人ではない。

「僕、担当部署に知り合いがいるので聞いてみますね」

と言ってくれたので、あてにしないで待っていたら3日後に再びやってきた。

 

 リウマチは保険料に影響しますと言うのがGさんの答えで、

実際どれくらい上がるかは人によって違うというのでさらに細かく答える。

今現在どんな保険に入っていて、いくら払っていて、入院の有無、病気の期間等。

入れないことは伝えてあるのに丁寧な対応。

いい青年だな~、お客取る仕事じゃないとこんなに余裕があるんだな。

 

 今日、研修最後に答えをお知らせしたいというので来ていただいた。

そしたらすぐにこう来たので心底驚く。

「絶対に今の保険から変えたらだめです、

今の保険はいい保険なのでやめないでください!」

おい、保険屋さんがそんなこと言っていいのか?

結果から言うとわたしの場合、病歴が長いのでかなりの額に跳ね上がるらしい。

保険屋さんの正直なところを教えてもらい、

なぜ今の保険に入れたのか、これからどう交渉していったらいいのか

そんなことまで教えてくれました。

すごく勉強になる。

若いのに説明もうまいし、誠実だな~と感心。

最後に学資保険を勧めてくれたけれど余裕がないのでごめんなさいした。

でも、もし余裕があったらGさんにお願いしたいなと心底思った。

研修も終わるのでもう会うことはないだろうけれど、

頑張ってほしいなって思います。