熊手かき

読書好きの日常

ヒーローインタビューごっこ

 昨日カウンセラーの先生に「たっくんと遊んであげたらどうですか?」と勧められた。夜よく寝るなら、昼間は起きていることが多いでしょうしと。確かにこの頃ひとり遊びが多い。しかも、そろそろかまってほしい泣きが始まるらしい。

 というわけで、泣く直前のぐずっている段階でラトルを振ってみる。少しご機嫌になるも、直ぐぐずる。なんとなくラトル先端の丸い部分を唇近くに持っていってみる。と、口を開けて待ち状態。いやいや、おっぱいじゃないです!でもその様が可愛くて何度か繰り返す。アムッと口を開けペロッと舌を出すのが可愛くておかしくて笑っていたら、母親がかわいそうだと言いつつも一緒に笑っている。

 あれ、この光景どっかで見たことがある気がする。あ、ヒーローインタビューじゃないか!しかもぐずっているからたっくんの口から音が出てるし。

早速

「放送席、放送席、本日のヒーローたっくん選手に来ていただきました」

とラトルを口に当ててみると

「ゔ〜、あ〜」

としゃべるたっくん。

「いや〜、ナイスバッティングでしたね!」

「うぇ〜、ゔ〜」

「ご自身では打てる自信がありましたか?」

指をしゃぶってしばし休憩後、

「ゔ〜、うぇ〜」

「それでは、ファンの皆様に一言お願いします」

「うぇ〜ん、ふぇ〜ん、ゔ〜」

なんか、楽しい。5回続けて、そのうち2回を動画で撮ってみた。旦那に見せようと思いまして。隣で母親が「たっくん、ママが変なことしてるよ」と生暖かい目で見ていた。いいじゃん、スキンシップだよ。

 最終的にはお腹が減ったとギャン泣きされましたが、なかなか楽しい時間でした。ちなみに指しゃぶりは父親が口寂しかったりお腹が空くと拳を口に入れようとするたっくんに「こうだ、こう!」と親指をしゃぶるよう指導したんです。「おしゃぶりよりいいだろう」って言うけど、その理論はどこから来たんだろう。