熊手かき

読書好きの日常

たっくんとの距離感は瞑想に似て

 今日はカウンセリングでした。久しぶりにお話できて楽しかったです。マタニティブルーになったという話をしたら「でしょうね〜」と返される。子育ての話を中心にいろいろアドバイスをいただきました。「泣いたからってすぐ抱っこしなくても生きていけますから!」と言われたのに救われました。スキンシップの取り方というか、距離の取り方がわからなくて悩んでいたんです。「子供との距離感なんてその瞬間瞬間で決めればいいことで、こうしなきゃいけないなんて仕事じゃないからできませんよ」と言われました。仕事脳では子育てなんかできないと。

 瞬間に集中するって、なんか、ヴィパッサナー瞑想に似ている気がします。一時期人間関係に悩んでスマナサーラ長老の本を読んでいたんです。その時に少しかじったこの瞑想がこんなところで役に立つなんて。その時、その瞬間に私がたっくんにどうしてあげたいか。わたしにとっての育児の心得はそんな感じみたいです。

 「赤ちゃんは視覚以外の五感でワンダーランドを生きているんですよ。そこに寄り添えば同じ世界を垣間見ることだって可能なんです。未分化の感情なんて分かるわけないから分からないや〜でいいんだし」と言われて赤ちゃんって不思議だな〜ってしみじみ思いました。わたしもたっくんの見ている世界のかけらを感じたいです。わけがわからず泣いているたっくんとわけがわからないと悩むわたしは同じだから、同じ世界を垣間見ることだってできるさ!