熊手かき

読書好きの日常

やってしまった

 今日、とうとうお口を塞いでしまった。もちろん実際は口から距離をとって手を当てただけだから塞いではいない。なんとなくあわあわしてふっとやってみよっかなって思ってしまった。可愛くて仕方ないのに、魔がさすようにやってくる瞬間が怖い。

 私が気晴らしに旦那と出かけている間、両親が見ていてくれたのですが、すごくおとなしかったらしい。1人遊びして眠ってたって。この頃前よりギャン泣きが少なくなってよかったねって言っていた。なのにね。

 前より純粋に可愛いと思える瞬間は増えたし、なんでって泣きたくなることも減った。少しずつ為せば成る精神と図太さが勝ってきたんだと思う。だからこそ魔がさすのかな。いつもはいい子なのになんで今?って。甘えているのかもしれない。お母さんに触れて欲しいって泣いているのかもしれない。もちろん、そのまんまお腹空いているだけかもしれないし。わからない。

 不思議にやってしまったことに罪悪感はない。まぁ、前よりは重いけど未遂だからかもしれない。あるいは、逃げ場があることを知ったからか。私の後ろには頼れる場所があるって知っているのはでかい。月曜になれば助産師さんから電話をいただけるし。とはいえ、いつタガが外れるかわかったものじゃないから気をつけよう。授乳クッションの上でベターっとくっついてスヤスヤ眠るたっくんを撫でている瞬間は本当に幸せを感じる。そんな一瞬をいつも忘れないようにしなくちゃ!