熊手かき

読書好きの日常

書を読むということ 「自分らしさを見つけて輝く5つのレッスン」

 読了しました。パーソナルブランディングの本です。つまり、自分ブランドの作り方の本。読んでみてハッとなったのが、パーソナルブランドは自分の中ではなく相手の中で生まれるという部分でした。だからいくら自分が自分はこういう人間だ!と思っていても相手がそう思っていなければうまくブランディングが出来ない。そこの溝を埋めることが何より大事なことなのだそうです。当たり前ですよね。お洋服のブランドだって買う人がブランドイメージを持っている。そしてそれを知ってもらうためにブランドは広告を作る。

 ちなみに、パーソナルブランドの広告は自己紹介だそうです。だから、そこで好きなものを発表したり、ギャップを見せたりすると有効だとか。とにかく好きなものをきちんと理解し、なぜ好きかを把握することが何より大事。じゃないと自分の軸も持てない。自分軸が好きなものからもわかるなんて意外でした。

 あとはどんなことにでも「らしさ」を付け足すという部分も当たり前なのに忘れがちだなって思いました。仕事の時は自分に依頼してきた人に対してちゃんとメリットがあるように努力しようとはしていますが、それをどんな時にも意識するというのは考えてなかった。とりあえず、旦那を練習台にしてみてやってみます。

 ありのままでいい。自分に自信を持つ。自己肯定感を高める。そんな本を多く読んでいたので、他人目線を気にしなさいと言われた時は「えっ?」と思いました。でも、やってみましょうとあることは前者の自分志向より。本当の自分をいかに相手の中の自分に近づけるか、常に自分の思う自分でいられるか。他人の目と言っても根本は同じことなんです。そう思うとパーソナルブランドを作るのって難しいようでシンプルなのかもしれないです。私はディズニー好きを口にするようになってからディズニー好きの人とよく会えるようになった。こういうのを続けて、なんで好きかを深く掘り下げれば良いってことですよね!ちょっとずつでもやってみます。

 産休明け、素敵なアラフォーデビューができると良いな。