熊手かき

読書好きの日常

視覚に訴えるもの 「グラスハウス」

 どうしても放送されるたびに観てしまう映画がある。私にとっては「グラスハウス」がそれに当たるかな。2も放送される度に観てるし。なぜかはわからない。ダイアン・レインの姿が観たいのかもしれないけど、映画としては既定路線ですよね。

 両親を交通事故で亡くしたルビーとレッドの姉弟。彼らの後見人となったグラス夫妻は10年間隣人だった関係だ。新しい環境に慣れないながらもグラス夫妻と暮らすルビーだが、夫妻の喧嘩、両親の事故の違和感、そしてグラス氏の金銭トラブルから両親の事故の裏に何かがあるのではないかと考え出す。徐々に明らかになるグラス夫妻の真実の姿にルビーは決死の逃亡を企てるが…。

 ストーリーを書くだけでもう全部語られてしまったような映画です。2も出たくらいだからある程度評価はあったんでしょうね。本当になんで何回も観てるんだかわからない。でもまた観ちゃう。録画して残しておこうとまでは思わないのになぜだろう。私にとっては軽くホラーだからかな。わかりません、不思議です。

 ダイアン・レインは好きです。「運命の女」で綺麗な人だなって思ってから観るようになった。今回は罪の意識に苛まれて身を崩す妻役がハマってます。気丈な姿から薬を求める姿を見せたりといろんな彼女の姿が観られるのは嬉しい。

 というわけで、もう何度見たかわからないこの作品。王道サスペンスなので、2時間ドラマ好きな主婦なんかは好きなんじゃないでしょうか。グラス氏・テリーがなんども蘇るシーンは完全ホラーですけどね。

 

グラスハウス [DVD]

グラスハウス [DVD]