熊手かき

読書好きの日常

たまごと「美女と野獣」の関係

「マイ プリンセス マナーズ」読了。その昔、上原愛加さんの本は私を支える大事な本でした。枕元に置いて大事に寝る前に開き、明日はいいことがありますようにと読んでいた。あれから何年か。引っ越しとともにそれらの本はしまわれていまは手元にはない。結婚してからは本を読むことも少なくて上原愛加さんを正直忘れていた。でも知らず知らずに手に取ってしまうなんて、やっぱりご縁があるのかも。

 著者がディズニー映画「美女と野獣」から学んだたまごの知を読者に教えてくれる本です。女性はたまごの黄身と白身と同じように二重構造で出来ているそうです。黄身が自分の核、自分のプリンセスの部分。白身がその周りを覆う情念の部分。自分を大事にせず、黄身の部分を傷つける行動をすると白身の部分が厚くなりマイナスの出来事や行動を引き寄せてしまう。そこで、美女と野獣のなかで野獣が父親のピンチに駆けつけたがるベルを自由にしたように本当の愛情で自分に接すると情念昇華が起きだす。すると白身が薄くなりキラキラした黄身の部分が沢山の良いことを引き寄せるという。嫌なことがあった時、大事な人にはどうするかという行動を自分自身にしてあげる。例えば今日は仕事に集中して疲れた。大切な人にだったらお疲れ様って大好きな飲み物を差し出すな〜。ならそれを自分にやってみよう!という感じ。そしてそれを日記のようにメモ。その下にその日にあったいいこともメモ。だそうです。その極意をわかりやすい言葉と著者が運営する学校やクリニックの生徒さんの言葉で保管しながら綴られています。

 やることは簡単。自分をプリンセスみたいに扱うのは女性なら不快とは思わない気がします。だからか、やってみようかなって気にさせられました。まぁ、私がプリンセスに異様に憧れているだけかもしれないですけどね。本当にいいことを引きつけられるかは別としても自分の気持ちがいいのは大事だし!って、洗脳されてますかね。引き寄せの法則をなぜ引き寄せるのかという形で書いた書。時も大きいですし、本が苦手な人にもオススメかもしれません。

 

マイ プリンセス マナーズ ~卵の知

マイ プリンセス マナーズ ~卵の知