熊手かき

読書好きの日常

視覚に訴えるもの 「しくじり先生」

 後半の30分だけ見ました。なんか身につまされる。自臭恐怖の時の自分の話聞いてるみたいで。何をしても臭いと言われて嫌われていると信じて必死に頭を制汗シートで拭いていた自分。30分ごとにゴシゴシ拭いて、でも臭いと言われてると誰も彼もに嫌われていると信じ切っていた自分。

 復職してからは制汗シートを濫用することはなかったけど、臭かったやつが帰ってきたと思われてるとしか思えなかったから、誰とも話せなかった。でもある日、小林麻耶さんと同じ境地に至る。何しても嫌われてるんだって。ありのままとまでは私は突き抜けられなかったけど、ならそれでいいとは思った。だからやりたいようにやろうって。もう、これ以上嫌われることはないやって。

 だから旦那と改めて知り合えた。知ってる人と出会い直せた。今回、小林麻耶さんにありのままでもいいんだって勇気をもらえた気がする。もちろん、アナ雪観てそのエッセンスは掴んだけど身には染みてない。今回の授業でストンと落ちてきた。明日からもう少しでもありのままで居られるようにしよう。たまたまだったけれど、見られて良かった。