熊手かき

読書好きの日常

書を読むということ 「マイ プリンセス マナーズ」

 その昔、普通の女子になりたくて手にした本があった。ふんわりまろやかになれば夢が叶う。お姫様になれる。なにせディズニーもそうだけど、自分プリンセスという言葉に弱くて。手にとって読んで衝撃を受けてその著者の本をかたっぱしから読みまくった。

 その話を旦那にしたら肩で風切って眼鏡片手でクールにあげてた人がお姫様ですかと失笑される。付き合ってみてわかることもあるからね〜と。今は私のプリンセス好きを納得してくれてるらしい。

 結局あの時読んだ本の効果があったのかはわからないけど、結婚しないと思われていた私がちゃんと結婚したんだから多少の効果はあったんだと思う。出産もするわけだし。

 あれから何年経ったのか、私はまたこの人の本を無意識に手にとってた。平積みされてたプリンセスというタイトルにフラフラつられて。上原愛加さん、またあなたに戻ってきました。この頃読むペースが凄く早いのでちょっとお疲れで今日はろくに読んでないけどしおりを挟み込んだ。あの時とは違う自分がなにを感じ、何を得るのか。ちょっと楽しみ

 

マイ プリンセス マナーズ ~卵の知

マイ プリンセス マナーズ ~卵の知