熊手かき

読書好きの日常

書を読むということ 「最後はなぜかうまくいくイタリア人」

 南欧のことが書かれているエッセイが好きだ。日本人のようにせかせかしてなくて、ケ・セラ・セラな人生。読んでるとものすごく自分が損している気がする。ヨーロッパの働き方は本当に羨ましい。自分の人生を本気で生きてる気がして、そしてそれが当たり前に認められていて。昔カウンセラーの先生に私は日本人の当たり前から少しずれてると言われたことがある。どちらかと言うと欧米人よりだって。だから、メンタル不調になったんだって。だからかな、イタリアやスペイン、フランスのエッセイは見つけたら読みたくなる。

 というわけで本屋で見つけたこの本を早速図書館で借りてみた。とりあえずイタリア人の仕事観と人生観の途中まで読んだ。そして思った。イタリア人のように仕事してみたいと。分業よりしたいこと、自分の仕事がちゃんと理解できないとやる気が出ないということ。それははたから見れば効率悪いけど、当然の要求だよね。私もよく自分の仕事からはみ出しがちなのでよくわかる。納得できなきゃやる意味ないもん。

 でもこの本を読んでいるとハラハラする。大丈夫なの、イタリア人って。まぁ、日本人目線だから仕方ないけど自由すぎてね。そこが好きなんだけど…。なかなか面白い本です。これから楽しみ

 

最後はなぜかうまくいくイタリア人

最後はなぜかうまくいくイタリア人